知欲のままに

人間であれば誰もが備わっている知的欲求、知的好奇心。知りたいという欲求に対し、素直に向き合ってみた

アウトなのにイン?アウトプット記憶術とは

こんにちは、がらけんです:)

f:id:kenboby49:20181102203014j:plain

アウトプットと聞くと皆さんはどんな事を思いつくでしょう?

「 話す」「書く」「実行する」これらすべてがアウトプットですが、実はその行為を行うことによって、インプットにも繋がるのです。

 

今回はそんなお話。記憶に関する知識と合わせてそれぞれのメリットもご紹介しましょう。

 

話すことで得られる影響

人は話すことによって記憶への定着がよりしやすいと言われています。短期記憶する海馬に保管された情報は、何度か人に話すことで長期記憶する側頭葉に移動します。だいたい2週間ほどかけて最低3回は人に話すことをオススメします。

■感情表現がうまくなる

「話す」とは単なる言葉ではない。自分でどう感じたのか、トーンを変えたり、ジェスチャーを交えて話すことにより、あなたらしさを表現できるようになります。そういった特有の表現方法が加わる事により、あなたの話した内容は機械が喋る言葉とは違い、相手にとって記憶に残りやすくなるということ。学校の友達、仕事の同僚、パートナーに今日起きた出来事を話してみましょう。

 

書くことで得られる影響

学生のころ、よく先生に「ここはテストに出るからマーカー引いて!」なんて言われたことはないですか。実はあれ、ほとんど記憶に残らないのです。

僕も昔読んだ本や教科書などを開いてみると結構マーカーが引かれてました。無論、記憶にありません(笑)むしろノートを開いた方が「こんなこと勉強してたな」って思い出します。それは書くことによる記憶力の方が圧倒的に強いからなのです。ちなみに書く内容はなるべく文章ではなく単語を拾って書くといいです。

■忘れたら見返せる

忘れてしまった時に見返すことができるのが書くことの最大の特徴でしょう。先にお話しした単語で書くのがよいというのも、この単語ってどんな内容だったっけ?と思いだすことで記憶の定着は深まっていきます。また、絶対に忘れずにやらなくてはならないことなどは、書いておくと見て思い出せるので便利ですね。

 

行動することで得られる影響

一言に「行動」と書きましたが、体が運動することにより記憶への影響も多大にあります。例えば、工数の多い作業やスポーツなど、「体で覚える」という言葉があるように運動することで記憶できることもあります。力仕事をしている時はよく「体で覚えろ」と言われたものです。

■考えなくてもできるようになる

これはすごい!と思うかもしれませんが、スポーツをしている方はわかるのではないでしょうか。ボールが飛んできたらサッカーであればトラップするでしょうし、野球であればキャッチしていると思います。こんなことは考えずにやってますよね。

 

 

 

いかがでしたか?

僕が今回参考にした本はこちら。

『学びを結果に変えるアウトプット大全』

樺沢紫苑 著

脳科学の観点から、アウトプットに関する記憶術やメリット、具体的な方法などが書かれています。なかには教えたくないな…という内容も。

興味を持ったり、もっと詳しく知りたい!という方は下記リンクからどうぞ。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

今から使えるこの技術、是非みなさんも使ってみて下さい(^^)/

がらけん