知欲のままに

人間であれば誰もが備わっている知的欲求、知的好奇心。知りたいという欲求に対し、素直に向き合ってみた

【記憶術】効果絶大?落書きに秘められた驚くべき作用とは

どうもこんにちは、落書きのプロフェッショナル、がらけんです:)

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みなさんは学生のころ、ノートの隅っこなどに落書きなどはしていませんでしたか?

僕はどこもかしこも落書きだらけで、ノート提出の際によく先生に見づらいなどと叱られていました(笑)

ですが知識のある今、なぜ先生にノートを見せる必要があったんだろう?と疑問が浮かびます。きっと教員サイドとしてはちゃんと板書を写しているかのチェックだと思うんですが、本来ノートは書いた瞬間が一番記憶に残りやすいのです。従って、先生が見やすいように書く=無駄な苦労ってこと。落書きだらけでしょーもないヤツだと思ったんでしょうけど、成績は学年トップレベルでしたから文句を言うなら「エビデンスは?」で返り討ちできたな…と、今更になって思います(笑)

 

落書きに秘められた驚くべき作用

さてさて、落書きに秘められた驚くべき作用ですが、なぜ落書きばっかりしていたこの僕が学年トップレベルだったのかに直結します。

答えは落書きをした時ほど記憶に残りやすいからです。子どものすごい所だと思うんですが、発達に良いことって勝手にやりますよね。

例えばですが、理科の実験をするとき、ただ字をつらつらと書くよりは、ビーカーの絵を描いて、アルコールランプの絵を描いて、よくわからない「劇薬」と書かれた瓶の絵を描いて…とした方が記憶に残りやすいのです。実際、僕の通っていた学校では理科の実験をする時に絵を描くように指示がありましたし、そうした時の方が今でも思い出せます。

 

なぜ落書きすると記憶に残りやすい?

これはずばり感情を刺激されるからです。感情を刺激されると脳は特別な情報として保管しようとするため、字を書いただけのときよりもしっかりを記憶できるのです。

落書きのみならず、分かりやすい例でいえば、ひどく悲しい気持ちになった時やとっても嬉しい気持ちになった時のことって記憶に残りやすいのです。

ちょっと話はそれますが、感情記憶でいえばこの記事の内容もそうですね。

www.garaken.site

僕の会社に、よくこんなことをいう人がいます。「論理的じゃない、感情をぶつけてくるな」。想像した方、正解、その人は男性です。僕はそもそも相手にしないのでこんなアホみたいなセリフを言われたことがありませんが、だいたい衝突する相手は女性。しかもこの男性から感情的にふっかけている事がほとんど。僕もたまにふっかけられます。あぁ、論理的論理的(笑)あなたが用意したステージじゃ、同情なんかしてあげられません(笑)

話はそれましたが、そんなことを言っちゃう超論理思考でも、感情があるから人間やってるのです。それだけ感情って大切なんですよってお話。

 

まとめ

■書く瞬間が一番記憶に残りやすい

 誰が為ではない、今の自分の為に書こう!

■落書きは記憶力をアップさせる

 真面目に不真面目がイイ!

■感情が記憶を補強する

 落書きで感情をセルフコントロール!

 

今回参考にした書籍はこちら。

『学びを結果に変えるアウトプット大全』

樺沢紫苑 著(サンクチュアリ出版)

不真面目に見える落書きについて、ホントは違うんだよーってお分かり頂けたでしょうか。あなたのお子さんが勉強中に落書きを始めたら、ぜひ心の中でこう呟いて下さい。

 

「俺(私)の子、将来有望だ」

がらけん